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天体写真へのこだわりが凝縮した先進&質実剛健のボディ
デジタルカメラが広く普及した現代では、35mmフルサイズセンサー機や冷却CMOSカメラ等を手にすることが以前より容易になりましたが、昨今ではさらに大型で高精細なセンサーを搭載したデジタルカメラも登場していて、この流れが今後ますます発展することを予感させています。こうしたカメラ側の発展を見越して、現在から将来に至るまで、その時代の最新のカメラと組み合わせて最高の天体写真を撮り続けていけるよう、タカハシの設計・製造技術を結集して作り上げたのが、このCCA-250です。
CCA-250は直焦点(f/5.0)でイメージサークルφ88mm、レデューサー焦点(f/3.6)でイメージサークルφ60mmと、FSQ-106EDと同様に明るさとイメージサークルの広がりを両立しており、しかも星像は中心から最周辺まで針で突いたようなシャープさを維持しています。補正レンズを使えば3通りの焦点距離での撮影が可能です。どの状態でも歪曲収差が小さく、モザイク合成や各種測定が快適に行えるのもポイントです。Mewlon-CRSシリーズと同じく副鏡移動方式の電動フォーカサーを採用し、接眼部に可動機構がありません。重量級の大型カメラを取り付けてもびくともしない頑強さが魅力です。ASCOMを用いた統合的なコントロールが可能で、ハイアマチュアの求める厳密な天体写真撮影をサポートします。主鏡裏側の低振動吸気ファンによって温度順応を促進したり、筒内気流を整える仕組みも備えており、一晩中安定した撮影をサポートします。
鏡筒には軽量で熱膨張がほとんどない良質な国産カーボンチューブを採用しています。外付けの鏡筒バンドが無く本体から底部アリガタまでが一体となった構造や、スパイダーの前後でバランスを取って自重によるたわみを抑えた副鏡構造など、大口径反射望遠鏡で起こりがちな鏡筒の姿勢変化に伴う光軸の変化を徹底的に排除した造りで、いつでも、筒先をどこへ向けても安定した撮影結果を得られるのが特長です。鏡筒前方のブルーブラック色の部分は金属製のフードになっていて、迷光や夜露から鏡筒を守ります。光学設計だけでなく、こうした構造上の配慮によってCCA-250では最高峰の「実」撮影性能を実現しています。なお赤道儀への取付の位置関係から、明るい星の十字光条は空の東西南北に対して×方向に発生します。
タカハシ CCA-250【受注停止中】
形式 コレクテッド・カセグレン・アストロカメラ 鏡筒 CCA-250 鏡筒径 306mm 有効口径 250mm 鏡筒全長 870mm 焦点距離 1250mm 口径比 1:5.0 ファインダー・脚 別売 質量 約22.8kg その他 副鏡の遮蔽直径 145mm/
実効口径比 1:6.1/
アリミゾ(CCA-250)付属