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執筆者の写真ひらひら

秋の星座 やぎ座

もう秋ですか。世間はまだ真夏日ですが、星空はそろそろ秋模様です。

今回の「季節の星座紹介コーナー!」は、「やぎ座」です。


※お店には案内ボードも掲示しております。ご来店の際はぜひご覧ください。


★やぎ座★

やぎ座の星の並びは、まるで「国民的青い狸のポケット」のようです。

誕生12星座として名を聞くやぎ座ですが、星の明るさは一番明るいもので2.9等と夜空では控えめな存在です。


《やぎ座の探し方》

夜8時、南東の空にとても明るい星「土星」があります。

その土星の右側に2.9等星「デネブアルゲディ」、そのもっと右上に3.1等星「ダビー」があります。その2つの星を結んで下向きに三角形を作ると、やぎ座となります。


《やぎ座の星》

やぎ座の主な天体として、「α星 アルゲディ」と「球状星団 M30」をご紹介します!



☆α星 アルゲディ☆

やぎ座のα星は「アルゲディ」といいます。「子ヤギ」という意味があり、二重星です。

2つの星の視距離は約6′、肉眼の分解能は1′ですので肉眼で見分けられる二重星です!α1星が4.3等、α2星が3.6等と市街地で見るには暗い星ですが、空の暗い場所へ行った際にはチャレンジしてみてください!


ちなみに、こと座にある二重星「ダブルダブルスター」の視距離は約3′、

おおぐま座にある二重星「ミザール・アルコル」は約12′です。参考までに・・・。


さらにちなみに、α1を「プリマ・ゲディ(第1のヤギ)」、

α2を「セカンダ・ゲディ(第2のヤギ)」というそうです!ヤギだらけですね…。



☆球状星団 M30☆

(アストロアーツより)


やぎ座のおしり付近には、M30という番号のついた球状星団があります。まるでヤギのおしりからポロっと出たような・・・。そんな位置にあります。

視直径がやや小さいことや、南中高度が低いため光害や低空のもやの影響を受けやすいという特徴があります。(等級7.5等・視直径11.0’)


【M30 探し方】

やぎ座のお尻のあたりの「ε星(4.5等)」を頂点に、「M30」と「ξ星(3.8等)」を結んで二等辺三角形を作るように探すと見つかりやすいです。

ε星からM30まで約4°ですので視野7°のファインダーを使えば、二等辺三角形がすっぽりと入って見えます!



いかがだったでしょうか。

市街地では見えづらい星座、やぎ座ですが少し暗いところへ行けば

しっかりと楽しませてくれます♪

ぜひ、肉眼で二重星が分かれて見えるか、チャレンジしてみてください(^^)


それでは、よい星空ライフを(=゚ω゚)ノ


ひらひら





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