top of page
執筆者の写真ひらひら

春の星座 おおぐま座



いきなりですが、目の前20mに熊が出たら・・・。

どうしましょう・・・。



“走らず、大きな音を立てず、ゆっくり両手をあげて振り、穏やかに話しかける”が正解だそうです。ヒグマもツキノワグマでも、人であることを認識してもらうことが大事らしいです。(でも最近は人間と分かって襲う熊も・・・)


ということで(?)今回の「季節の星座紹介コーナー!」は春の星座「おおぐま座」です!

※お店には案内ボードも掲示しております。ご来店の際はぜひご覧ください。


★おおぐま座★


 皆さん一度は聞いたことがあるであろう星の並び「北斗七星」を持つ星座。大きなひしゃくのような形が良く目立ちます。おおぐま座は北斗七星をつくる星たち以外は暗い星が多いため、星座の全体をたどるのは困難です。


 ギリシャ神話では、月の女神アルテミスに仕える妖精のひとり"カリスト"が、ゼウスと関係を持ってしまった罰として熊に変えられてしまう物語が伝えられています。また、すぐそばにある こぐま座 はカリストの息子アルカスの姿とされています。


 6月は日没が遅くなりなかなか星が見えてきません。そのため寝る前など少し遅い時間に北の空を見上げて探してみましょう。


☆ 7つの星がつくる「北斗七星」☆


 とても有名な星の並び「北斗七星」がおおぐま座の腰から尻尾の先にかけて続いています。この星の並びを使うと、北の目印「北極星」を見つけたり、春の明るい星「アルク

トゥールス」「スピカ」を辿ったりできます。


~北極星を見つけよう~

 北斗七星の①と②の星を結んだ距離を①の星の方向へ5倍伸ばすと辿り着く、やや明るい星が北極星です。


~春を代表する星を見つけよう~

 柄杓の柄、北斗七星の⑤⑥⑦の星がつくる緩やかなカーブを⑦の方向へ伸ばしていくと、オレンジ色の明るい星「アルクトゥールス」、白っぽい星「スピカ」に辿り着きます。このカーブを「春の大曲線」といいます。


~おおぐま座の二重星~

 ⑥の星は、一見「ミザール」という名前の付いた1つの星に見えますが、実はすぐ近くに「アルコル」という星があります。この2つの星を使って、昔のアラビアでは兵士の視力検査を行っていたそうです。ミザールとアルコルを見分ける事が出来れば、合格。皆さんもぜひ、挑戦してみてください!


 場所の覚え方は、『おおぐまのしっぽ』です。①が「お」、②が「お」、③が「ぐ」、④が「ま」、⑤が「の」、⑥が「しっ」でミザールとアルコルをあらわし、⑦が「ぽ」です。


~おわりに~

熊の遭遇は秋のイメージがありますが、春から初夏にかけても増えるそうです。


それではよい星空ライフを~(=゚ω゚)ノ


ひらひら



閲覧数:326回0件のコメント

最新記事

すべて表示

Comments


bottom of page