top of page
執筆者の写真Orthoscopic13

星見仲間の集い~スターパーティin白木峰~



早いもので8月最終週。

真夏のピークも過ぎ、日に日に秋の気配を感じる頃。


そういえば夏の天の川も木星も土星も。。。

今年はゆっくり見れてないなぁ。。


「夏から秋に代わる前に。」


開催日、仕事、天気、あと色々。

ちょうどタイミングが上手い具合にあったので、

以前から参加したいと思っていた、

"スターパーティin白木峰"に星空をもとめて行ってきました。


"スターパーティin白木峰"とは

※スターパーティin白木峰FBページより


スターパーティ(通称:スタパ―)は、

長崎県を中心とした「星見仲間」の方々が中心に開催されている「天体観測会」


2002年の初回から、

春(大観望会)、夏(スタパ―)、秋(大観望会)と毎年継続して開催されています。


この「星見仲間」という呼び名が重要。

HPには以下のように記載されています。

根っからの星好きの方はもちろん。ちょっとだけでも星見に関心のある方や、これまで見たことないけどどんな風に見えるのか興味をお持ちの方、みんなで集まって一緒に星空を楽しみましょう!というイベントです。でも、私たちは「お客さん」としての参加は受け付けておりません。ぜひ「星見仲間」として参加してくださいね。

なるほど!

天文キャリア関係なく星が好きな人みんな「星見仲間」ってことなのね♪


今回私たちもショップとしての参加ではなく、

「イチ星見仲間」としてスタパ―を満喫してきました♪



会場の様子

会場は長崎県諫早市の白木峰高原。

アスファルト舗装された広い駐車場で奥にトイレと自販機がありました。

簡単な受付を済ませるとあとは自由に楽しむフリースタイル。


8月27日土曜日。お店の営業を終え会場に到着したのは20時過ぎ。

すこーーし雲が広がっていましたがしばらく待つとご覧の通り。

雲が抜け星空が登場。すでに望遠鏡機材はいくつかスタンバイされた状態。


会場は諫早市街地から車で30分ほど走った眺めの良い山の中腹です。

南の方角は街の灯りで少し明るくなっていますが、それでも天の川は目視確認OKレベル!

(夏の天の川のにぎやかなところを見るにはちょっと時期が遅かったようです。。。)


晴れるのを待っていたかのように「星見仲間」も続々と集結していきます。

駐車スペースのすぐ後ろに各々の望遠鏡を展開する星まつりの理想的なスタイル。

徐々にシーイング=大気の状態が良くなっていきます。


こちらでは双眼鏡マスターが見比べの方法を丁寧に説明しておられました。

見比べに集中できるよう双眼鏡専用のチェアが用意されていたのが印象的。

細やかな配慮。


一方では超高倍率アイピースの見比べ会。

一方では双眼600倍での土星観察会。

また一方では天文談議が花咲く会。

など会場あちこちで歓声が聞こえていました。



パーティはまだまだ続きます☆彡

40年以上前のユニトロン10cmF/15屈折。

写ってないんですが木製三脚もめちゃくちゃ長いです。

木星に向けて。



10cm対空双眼鏡には某スマホ星図が装着。

アライメント精度は目視不可の星雲星団も一発導入ですから驚き!



最後に15cmと13cmの反射を2台体制で操る猛者。

ポルタに乗せた13cmは手動でメシエ天体を次から次に導入。

(カメラ三脚を貸していただきありがとうございました!)



星空とともに個性的な望遠鏡を眺めるのもスターパーティの醍醐味。

オーナーさんの"こだわりポイント"をお伺いしながら。


時間の経過は早いもの。

気づけば東の空には"昴"や"アルデバラン"など冬の星空がお目見えしていました。



まとめ

いかがでしたか?


結果、超絶なシーイングに恵まれたスタパ―の夜。

から始まり秋→冬と移り変わる星空をいっぱいに浴びた筆者たち。

その間もあちこちで盛り上がる天文談義。

完全に仕事を忘れスターパーティの心地いい空気感に包まれていました。


そして、

天文ファンこだわりの機材が並ぶ中でも、

参加者の天文キャリアに関わらず一緒に楽しもう。という、

スタパ―が長年継続してこられたパーティースタイルを随所に感じることができました。

だってみんな「星見仲間」ですもんね。


それぞれがそれぞれのスタイルで楽しむことができる星見仲間の集い。

次回は"10月29日(土)秋の大観望会!"


気になる方はチェックしてみてください↓


閲覧数:725回0件のコメント

最新記事

すべて表示

Kommentare


bottom of page