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執筆者の写真ひらひら

夏の星座 こと座

こと座の「こと」は、

←琴ではなく







←竪琴(ハープ)です。








ということで(?)今回の「季節の星座紹介コーナー!」は夏の星座「こと座」です!

※お店には案内ボードも掲示しております。ご来店の際はぜひご覧ください。


★こと座★

 夏の大三角を形作る星座の1つ、こと座。菱餅のような綺麗なひし形の星の並びが特徴です。こと座には夏の夜空で1番明るい星、ベガが輝いています。ベガは、七夕物語に登場する織姫星として知られています。1等星よりも明るい0等星のベガは、晴れていれば街中でも見つけることができます。

 ギリシャ神話では、オルフェウスという竪琴の名手の持っている琴として登場します。オルフェウスが竪琴を弾くと人々や猛獣、足元の雑草までもがその美しい音色に聞き入ったと言われています。

 

☆夏の大三角を見つけよう☆

 夜9時の東の空高くに1番明るく輝いてる星を探しましょう。それがこと座の0等星のベガです。ベガの下側に暗い星でできた平行四辺形があればこと座で間違いありませんが、街中で見つけるのはとても困難です。そんな時は『夏の大三角』を見つけてみましょう。こと座の右下にある明るい星がわし座の1等星アルタイル、左下にある明るい星がはくちょう座の1等星デネブです。この3つの星を結んでできる三角形を『夏の大三角』と呼びます。上の絵のような三角形を結べたら、こと座のベガで間違いないでしょう。


☆こと座の星(ベガ・ダブルダブルスター)星

(↑こと座は、菱餅のような平行四辺形の形が特徴です。) 


 こと座の1等星ベガは、日本では七夕物語に登場する織姫星と呼ばれています。ベガは全部で21個ある1等星の中で、5番目の明るさです。色は青白く、地球から25光年先にあります。ベガの大きな特徴として、自転の速度がとても速いことがあげられます。ベガの1日は約12時間しかありません。そのため赤道付近が遠心力によってふくらんでおり、楕円形になっていると考えられています。(望遠鏡で見ても全く分かりませんが…汗)


 ベガの近くにある、こと座ε星は約4.7等と4.6等の二つの星として見える二重星です。望遠鏡で見ると、さらにそれぞれが二重星となっており、合計4つの星が見えます。そのため「ダブルダブルスター」と呼ばれています。


~おわりに~

こと座のベガは天の北極に割と近い星なので、北半球ではとても長い期間見えています。

見る時間帯や場所にもよりますが、頑張れば5月~12月の8か月間くらい見えます。


春夏秋冬のベガをコンプリートしたいですね!(^^)


それではよい星空ライフを~(=゚ω゚)ノ


ひらひら

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