【商品紹介】WilliamOptics"UltraCat56 F4.8"

WilliamOpticsより"UltraCat(ウルトラキャット)シリーズ"のリリースが予定されています。
まだ発売前ですが実機をK-ASTECさんより実機"UltraCat54"をお借りしましたので紹介したいと思います。K-ASTECさんレビューは"K-ASTECブログ"
※本記事は主に外観や各部のレビューです。
テスト撮影は今後実施予定です。実施したら掲載します。
メーカー公表前の情報もありますので随時更新を予定しています。
スペック表
レンズ構成 | 5枚(スーパーED2枚含む) |
焦点距離 | 269mm |
口径 | 56mm |
口径比 | F4.8 |
イメージサークル | RedCatシリーズより広い? |
フォーカサー | WIFD(EAF対応) |
接眼部 | STX / 回転装置 / M48orM54 |
フラットナー | 不要(内蔵) |
対応マウント | キャノンEF/RF,ニコンF/Z,ソニーE,ペンタックスK,富士XF,マイクロフォーサーズM4/3 |
対応カメラフォーマット | 中判(互換),フルサイズ(推奨),APS-C,M4/3 |
鏡筒長(フード延長時) | 372mm(417mm) |
各部の紹介

外観は黒ベースの赤リング。
オール赤の"RedCat51"などよりもやや精悍な印象。
フード収納時は全長372mmでコンパクト。
"RedCat51"より少し胴回りは太め。

フードはスライド式で伸縮。
伸縮動作はスムーズでロック機構はありませんがガタつきほぼなし。
猫キャップにはおなじみのクリアバーティノフマスク内蔵。

レンズは5枚構成のペッツバール式。
焦点距離269mm。F4.8。
数値のマジックはありますが明るい光学系です。
レンズ枚数はRedCatシリーズから1枚追加されていること。
スーパーED+EDレンズの組み合わせ設計。
従来よりも先鋭な星像が期待できそうです。

後端からみえるレンズ後郡はペッツバール補正レンズ系。
WIFD(インナーフォーカス)のためレンズ群はピント調整にともない鏡筒内で前後します。
カメラとの接続はM48またはM54。
それぞれのリングが付属しており用途に合わせて交換可能です。

WilliamOptics独自のインナーフォーカス機構。
従来のドローチューブ式より遥かに"たわみ"が少なく、
かつ精密なピント合わせが可能。
鏡筒長が変わらないため重量バランスが崩れる心配も少ないです。
電動フォーカサー"EAF"にも対応。

Ultraシリーズから実装予定の接眼部の新チルト機構。
ユーザーが触る調整ネジは六角頭のネジ4本。

従来の押し引きネジよりもシンプルなのが最大の特徴。
特にカメラやフィルターホイールが大きい時でもスマートに調整できそうです。
新チルト機構の使い心地については実際にフィールドでテストしてみたいところ。
月末の晴れ間を狙って試してみたいと思います。
まとめ

ここまでWilliamOpticsの新製品"UltraCat54"について紹介しました。
スペック、外観、各部仕様のみの紹介でしたが期待の持てる製品であることは間違いなさそうです。
また、手に持って触った感触としてはRedCatシリーズよりも高級感があり所有欲のそそられる仕上がりになってると思います。
気になるリリース予定は"2025年夏"。
価格は未定(3/22現在)。
価格は"RedCat51WIFD"よりは高くなるでしょう。
同社"Pleiades68"と比較してどうなのか。
ライバル機の多い50mm~屈折市場でまた猫が暴れるのか??
今後の動向にご注目ください。
続報があれば追記予定です。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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