CRUXシリーズに待望の新製品情報!
CRUXシリーズは小型から大型機までをカバーするラインナップで日本国内でも多くのユーザー様にご愛用いただいております。
そのCRUXシリーズに待望の新製品が登場する情報が公開されました!
まだプロトタイプの姿図となりますがご覧ください!
1年以上の開発期間を経て公開されたプロトタイプ!名称はいまのところCrux200UFHとされていますが、性能は現行品のCRUX200HDAと同等かそれ以上とのこと! 最も強力な2相ステッピングモーターを内蔵し、高性能なコントローラーTitaN TCSと共に更なる飛躍を実現します。
このCrux200UFHの特徴を以下にご紹介いたします。
1. このマウントはフォークタイプのマウントを改良版とも呼べます。メリディアンフリップで鏡筒を反転する必要がなく、長時間露光に最適なマウントと言えます。
2. 中間減速機のバックラッシュをなくすことで、トータルバックラッシを限りなくゼロに近づけます。 これにより、どの位置でも一定のガイド品質が維持され、TitaN TCS のPEC機能が適切に機能することで安定したガイド性能を提供することができます。
3. 簡単な操作で、衛星を追尾して撮影することができます。これによって、ISSや国際宇宙ステーションの長焦点追尾撮影が可能になります。
4. 高度調整機構はさらに堅牢かつ使いやすく!前モデルであった高緯度での不安要因が解消されました。 5. 総重量は約12kgで、ウェイトは必要ありません。
ついに待望のフォークタイプのマウントが実現されそうです!
これにより中~大型機マウント市場では他に類をみない製品として大きな存在感を発揮しそうです。メリディアンフリップの必要がないフォークタイプかつ、鏡筒の搭載に制限が低いデザインは近年ニーズが高まってきたリモート天文台などの用途にもベストマッチしそうですね!
昨今、多数の企業が波動減速装置を使ったマウントを開発し、市場に参入してきたこともあり、この新製品も価格競争力のあるお値段で発売される模様!!いくらで発売されるのか気になりますが、期待が持てます!
細かな仕様はまだこれからの発表のようですが、来年2023年1月の発売を目指しているということですので、期待が高まりますね!!
天文ハウスTOMITAで情報を得ましたら、随時公開していきたいと思いますので、乞うご期待です!
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